日置桜の「穿」(うがつ)の新しいものを入荷致しました!
「穿つ」という言葉の、穴を開ける、という意味から
純米酒の進化形を探り、新しい試みを行っている試験醸造シリーズでございます。
今回は「銀坊主」という、あまり聞きなれないお米を使用したお酒です。
銀坊主は酒米ではなく、食用米の非常に古いものだそうです。
発見されたのは明治40年という長い歴史を持つ米で、
昭和に入り、品種改良が盛んになる頃には交配親として重宝され、
有名なコシヒカリやササニシキも、先祖をたどると銀坊主になるそうです。
お酒のお味は、凛としたシャープさの映えてうつくしいです。
開栓したては、上げすぎず、穏やかな温度のお燗がおいしいかなという印象でした。
お米の持つ長い時間に想いを馳せるも良し
25BYと、お酒としての若さを愉しむも良しでございます。
メニューに載せておりませんので、気になる方は是非スタッフへお申し付けください!
古酒ブレンドシリーズ「山笑ふ」もおいしいですよ~
去年の夏の出荷 其の五でございます。
今夜もおいしいお燗酒とお料理でお待ちしております!